2012年07月16日

言いなり広告はやめよ!(笑)

最近、体が弱くなった自分を感じる今日この頃・・・
ま、がんばりまっしょ。

さて。
そんなこんなで(?)間があいてしまいましたが・・・
広告の話の続きを・・・

前回、広告は3回以上出すといいですよ~なんて話をしました。
では、全く同じ原稿でいいのか?
もちろん、これは費用の問題もあるので、媒体によっては原稿内容を変えてくれない
または、替えると費用が高くなるなんて場合もあるかもしれませんので
そのあたりは、ご自分で利用する媒体に交渉してみてくださいね。

さて・・・
広告を出すにあたり、注意したいのは何と言ってもターゲットです。
誰に向けて発信するのか?です。
フリーペーパーや地元新聞などに出稿する場合で考えてみましょう。

まずは、その媒体の読者層を予想してみましょう。
フリーペーパーの場合は、飲食店やスーパーなど様々な場所に置かれていますが
手にするのは、主婦や比較的若い層が多いようです。
地元新聞などは、比較的時間に余裕のある主婦や男性、ご年配の方が多いようです。

つまり、自分が誰に向けて発信したいのかによって媒体を使い分ける必要があるということになります。
例えば・・・
スクール系の広告。
英会話教室や学習塾などの広告ってよくありますよね。
英会話教室を例にとってみましょ。。。
英会話教室といっても、生徒さんは年代も性別もばらばらです。
大人の生徒を確保したいのか、子どもの生徒を確保したいのか
大人の生徒で、ビジネスマンやOLさんをターゲットにするなら、フリーペーパーが有利だと思います。
また、広告の内容も、本人に訴えかける文言が必要ですね。
具体的に、どうなりたいから英会話教室に通おうとするのかその心理をつく言葉が必要になります。

ビジネスマン向けなら・・
ビジネスでも英語はもはや当たり前
ライバルに一歩差をつけるビジネス英会話
明日から使えるビジネス英会話
仕事に活かせるから、仕事が楽しくなる英会話
etc
具体的にこの英会話教室に通った自分の未来がイメージできるものがいいですね~

OLさん向けなら・・
海外旅行が10倍楽しくなる使える英会話
上司に一目置かせる、デキルOLに!
あなたをもっと輝かせるステキ英会話
友達もびっくり!1週間で発音が変わるぺらぺら英会話
外国人の彼氏ができちゃうかも!?ネイティブアメリカン
etc
まあ、最後のは、やりすぎかもですが(笑)

では・・
今度は子ども生徒がほしい場合はどうでしょうか?
子どもの生徒がほしい場合でも、子どもに訴えませんよね!?
普通は、お母さん向けに作ります(笑)

英語が話せると自分に自信がもてるようになる!
生きた英語で生き生き輝く子どもに!
海外留学もバッチリ!グローバルに育てましょう!
英語が好きになる!だから学校の英語も好きになる!
etc
とかね
子ども自身より、親御さんがわが子がどうなるかをイメージできるものがいいですね~


ご年配の方をターゲットにするならまた別の文言になります。
こんな風に、誰に訴えたいか、きちんとターゲティングして作るといいですね。
さらに、文言についても安易に編集者のいいなりにならないように注意しましょう(笑)
もちろん、どこの編集さんも一所懸命に考えてくれると思います。
でも、必ず校正が来るでしょ?
その時に自分でもチェックしてみることが大事。


1 声に出して読んでみる
2 同じ言葉が重複して使われていないか
3 一番訴えたいことが一番大きな文字になっているか
4 掲載誌面のどの位置に配置される広告なのか確認する

どれも細かい話しですけど・・(;´▽`A``
せっかく、高い費用を出して広告出稿するんですから、一つでも効果をあげなきゃね!(≧ω≦)b


これ、結構重要です。
語呂っていうんですかね~
日本人って好きでしょ。
和歌とか俳句とかも日本人のDNAよね~
読んだ時のリズムってとっても大事♪
自分が心地よいと思うリズムならOK
迷ったり、判断に困ったら、575のリズムを利用するのも手です。

あと、実際に声に出して読んでみることで、文脈が変だったりするのも気がつきますから。
編集者より、自分のリズムを大切にね。


例えば「楽しい」とか「簡単」とか「きれい」とか同じ言葉が1つの広告の中に2つも3つもあったら
もったいないです~~
強調するために、あえて使う場合は別ですが・・
例えば「楽しい」という言葉を一つ使ったら、別の部分では「うきうき」とか「ワクワク」とか「楽しい」から
連想できる違う言葉に置き換えて使うと効果的です。
それは、「楽しい」という言葉に反応する人もいれば、「ワクワク」という言葉に反応する人もいる
ニュアンスは同じでも、反応する人が違えば、一人でも多くの人のアンテナにひっかかるということになるから。
全く同じ言葉でなく、同じニュアンスの別の言葉を上手に利用するとGOODです。


住所とか一番大きな文字にする必要はないですよね。
私は個人的には電話番号もまた然りかな・・と思ってます。
だって、本当に内容が気に入らなければ電話もかけようと思わないもの。
だから、データよりもまず、自社の「何をウリにしているか」が重要
もし、低価格が一番のウリなら、価格でもいいでしょう。
ただし、価格だけどーんと大きくしてもダメ。
なぜなら、人間は自分の生きてきた中での価値観によって判断するから。
10,000円!!
と書いても、それが高いか安いかって判断は、物やサービスが何かによって違うわけですから。
その場合は、「何が」10,000円なのか物かサービスも一緒に目立つ文字にしなきゃだめってことになる。
それを考えて、何を一番大きい文字にするか決めるといいですね。


これも細かい話なんだけど(笑)
例えば、フリーペパーとかの広告で見開きの右なのか左なのか、また右なら右ページのどの位置なのかで
文字の配置も替えた方がいいよ。。なんて、重箱の隅をつつくような細かい話です(爆)
みなさんは、こういうことに注意してみていないかもしれませんが、実際に見てみてください。
右開きで開いていって、どの部分に手がありますか?
どこが一番見やすいですか?
どこが一番見づらいですか?
綴じてある冊子であれば、右ページの左端に広告がくるようなら、綴じに近い部分より広告枠内の右側に
重要な文字を入れるほうがいいですよね。
まあ、実際には、他の広告と並ぶので必ずしもその法則が当てはまらない場合もあるわけですが
その辺は、編集者を頼りにするしかないわけですしね。


細かい話を色々書きましたが、一番重要なことは
編集者とか営業さんにまかせっきりにしない!
ということです。
頼りにすることと、まかせっきりにすることは違います。
編集者や営業さんと良い関係を築きながら、こちらの要望ははっきり伝える。
チェックすることはチェックし、直しも遠慮せずに出す。
こうすることで、逆に
「この人はしっかり見ているから半端な作り方はできない」と思ってもらうことが重要です。
だって、高いお金出して広告出すんだもん。
ただ、出せば集客できる時代じゃありませんから~


あーーー
また長くなっちゃった。
それに、こんなにネタバラシしたら、私も商売あがったりか・・まあ、いっか・・ヽ(*´□`)ノ゙





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Posted by ぴあん(大口知子) at 12:00│Comments(0)
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